近年のペットブームにより、ペット共生型賃貸の需要が増えています。
というのも、一般のペット可賃貸と比べてペットと共に暮らしやすい設備などが充実しているからです。
中でもネコに特化したネコ共生型賃貸が話題になっています。
そこで今回は、
「ネコ共生型賃貸で暮らす!~実はイヌよりネコの方が人気~」
「ネコ共生型賃貸で暮らす!~オーナーのメリット~」
についてフォーカスします。
ネコ共生型賃貸で暮らす!~実はイヌよりネコの方が人気~
ペットの中でも代表格として比較されることの多いイヌとネコですが、近年飼育数でネコがイヌを上回ったのをご存じでしょうか?
ペットフード協会の推計調査(20~79歳の5万人を調査対象に統計化)によると、2018年の全国の飼育数はネコが964万9000頭、イヌが890万3000頭となっています。
イヌの飼育数が年々減少傾向なのに対して、ネコの飼育数は緩やかに増加しています。
理由として考えられるのはコストと手間、寿命です。
ネコはイヌに比べて飼育費用が少なく済み、年間にすると48,000円程度の差があります。
また、ネコは室内飼いで散歩もほぼ必要ないのに対してイヌは散歩が必要なので、特に高齢者には負担になっているようです。
そのため、高齢者のイヌの飼育率は年々減少しています。
平均寿命もネコの方が長く、イヌが14.3歳なのに対してネコは15.3歳で長期間一緒に暮らすことができるのも人気の理由の一つです。
ネコ共生型賃貸で暮らす!~オーナーのメリット~
ペット共生型賃貸の中でもネコ共生型賃貸は需要に対しての件数が少なく、特に人気がありますよ。
そんなネコ共生型賃貸におけるオーナーのメリットをみていきましょう。
〈ペット共生型よりもさらに差別化が図れる〉
先ほどご紹介したように、ペット共生型物件は話題を集めているものの物件数自体が少なく、中でもネコ特化型はネコの人気が高いにも関わらずさらに少なくなっています。
そのため、入居者とネコにとって価値が高く、長期間住み続けたい賃貸になることでしょう。
〈ネコの特性に対する設備や部材でメンテナンスコスト削減〉
ネコの特性の中に爪とぎがありますね。
それに合わせた強化クロスや網戸、フローリングなどの部材を利用することでメンテナンスコストを削減でき、資産価値を守ることが可能です。
また、ネコはストレスを感じやすく、キャットウォークや隠れられる隙間があることでストレスを緩和でき暮らしやすくなります。
ほかにも、飛び出し防止の柵やのぞき窓、ネコ専用のドアなども設備として最適です。
ネコのストレスが緩和されると爪とぎも少なくなります。
〈ネコに関する近隣トラブルが少ない〉
ネコ好きな人が集まるので騒音などにも理解があり、近隣トラブルが少なく管理がしやすいのもメリットです。
〈家賃に付加価値がつく〉
特化型ということで、家賃を高めに設定しても入居者がつきやすいです。
希少価値があるので空室が出ることも少なく、高利回りでの運営も期待できます。
ただし、建設する地域のニーズがなければ危険なため、事前に不動産会社に相談しましょう。
まとめ
今回は「ネコ共生型賃貸で暮らす!~実は犬より猫が人気~」と「ネコ共生型賃貸で暮らす!~オーナーのメリット~」について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?
ペット共生型の中でもネコに特化したネコ共生型の建設はニーズが多いのに物件が少ないので、家賃設定が高めでも部屋が埋まりやすく狙い目といえるでしょう。
あるオーナーがネコ共生型にリノベーションしたところ、エリア相場より高めの家賃設定にも関わらずあっという間に埋まってしまったという事例もあるほどです。
ニーズは各地域によってばらつきがあるので、事前に不動産会社に相談した上で、建設計画を立てるとよいでしょう。
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