物件を探しているとよく目にする「アパート」「マンション」「ハイツ」といった建物を表す言葉。
皆さん、それぞれの違いって説明出来ますか?
何となくわかるような、わからないような・・・という方も多いと思います。
そこで今回は「アパート」「マンション」「ハイツ」について詳しくご説明させていただきます☆
アパートとは、一般的に木造や軽量鉄骨で建てられた2階建て以下の共同住宅を指します。
築年数の古いものがアパートという訳ではないので注意。
木造や軽量鉄骨はマンションに使用される鉄筋コンクリートに比べ低コストで建てられるので、同じエリアのマンションに比べ家賃が安めなことが魅力のひとつです。
また、2階建て以下のことが多いアパートはエレベーターやオートロックといった設備はほぼありませんが、その分管理費も安いです。
つまりアパートは、月々の支払いを抑えたい方にオススメの物件です。
ですが良い面ばかりではなく、気密性の高いマンションに比べ遮音性が低く上階や階下の足音や物音、生活音などの騒音問題に発展しやすい傾向にあります。
賃貸は集合住宅なのである程度の生活音は仕方がないかもしれませんが、内覧の際にどのぐらいの生活音が聞こえるものなのか確認出来る場合はきちんとしておきましょう。
マンションとは、一般的に鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートで建てられた3階建て以上の共同住宅を指します。
上記アパートの欄で述べたように、構造面で木造や軽量鉄骨よりもコストがかかってしまう為家賃が高くなってしまいますが、その分耐久性や断熱性に長けている特徴があります。
また、3階建て以上の建物となれば部屋数も増えるのでエレベーターやオートロック、宅配ボックスといった設備が備わっていることも多く防犯性や利便性にも優れています。
ただその分、部屋を出てからエントランスに降りるまで長い廊下を歩きエレベーターを待つ必要がある、駐車場が立体であると自分の車を出すのに時間がかかるといった、アパートのような手軽さはないというデメリットもあります。
家賃や管理費が高くても防犯性や利便性に長けた物件に住みたい!という方はマンションがオススメです。
ハイツとは、英語でHeightsと表記し「高台・丘」という意味です。
ですが実際に高台や丘の上にある住居を指すかと言われればそうではなく、主に2、3階建てのプレハブタイプの共同住宅を指す場合が多いです。
プレハブは「プレファブリケーション」の略で、仮設住宅のような簡易的住居だけを指すのではなく、鉄骨で組み立てられた建築物もプレファブ(プレハブ)工法の建物です。
ハイツに明確な定義や基準はなく、建物の名称もオーナーが自由に名付けられるので「〇〇ハイツ」という名称が付いているからといってどのような建物なのかは名前だけでは判断出来ません。
鉄骨造のハイツで例えると、家賃は木造のアパートより高く鉄筋コンクリートのマンションよりは安い傾向にあります。
木造と比べると防音性も高く耐震性もありますが、通気性・断熱性は弱いので結露が発生しやすく冷暖房費がかさんでしまうデメリットがあります。
アパート・マンション・ハイツそれぞれにメリット・デメリットがありますので、予算やライフスタイルに合わせて物件選びをするようにしましょう。
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