賃貸に住みたい!と思ったとき、「どこに住むか?」「家賃は?」「駅からの距離は?」など、たくさんのことを考えなければなりません。
中でも重要なのが「物件の間取り」。
「どんな間取りが良いの?」
「自分にとって暮らしやすい間取りって?」
間取り図を見ただけでは意外とイメージしづらかったり、わかりにくいものです( ;∀;)
そこで今回は、間取り選びで注目すべきポイントをお伝えします!
部屋の中でも最も長い時間を過ごすリビングダイニング。
水回りなどの設備を我慢してでもリビングダイニングの快適さを選ばれる方もいらっしゃるほど、重要なお部屋です。
入居してから後悔しないためにも、内覧の際には十分注意して確認しましょう。
・細長いリビングダイニング
一人暮らし向けのワンルームタイプ・1Kのお部屋でありがちな細長い居室。
一見長さがあり広く見えがちですが、実はベッドを置くとかなりのスペースがとられてしまうことが多いです。
場合によってはテレビを置いていっぱいいっぱいになってしまったり、通路の為のスペースを確保すると何も置けなくなってしまったりすることもあります。
内覧の際は、メジャーを持参して幅を測るか、家具を置いたイメージをしながら見学するようにしましょう。
・ワンルームと1Kの違い
ワンルームはその名の通り、玄関から室内まで何も間仕切りがなく一つの部屋で成り立っているお部屋です。
玄関とお部屋を仕切るドアがないので広く見え開放感があります。
ですが、仕切れらていない分、料理をするとお部屋にニオイが充満してしまうことがあります。
洗濯物などを部屋干ししている場合、ニオイが服についてしまう可能性もあります。
自分の生活スタイルを考慮してワンルームか1Kか選びましょう。
・ロフト
ロフトに憧れる方は多いと思います。
自分だけの秘密基地のようなベッドルームにしたり、季節家電や布団などのかさばるものの収納場所としても最適です。
ロフトの使用目的を明確にして間取りを決めた場合は良いかもしれませんが、あやふやなまま決めてしまうと後悔ポイントになりかねません。
まず、ロフトへ行くには大抵のお部屋の場合備え付けのハシゴを使って上り下りします。
ここで注目すべきなのが、ロフトをベッドルームにした場合の、朝寝ぼけているときにハシゴを使用して下りるときの危険性です。
うっかり足を踏み外して転落してしまう、という大事故にもなりかねません。
また、飲み会帰りなどで酔っ払った状態でのハシゴの上り下りも非常に危険です。
内覧時は実際に上り下りするだけでなく、ロフトの高さや広さもチェックしどのような目的で使用するのかを明確にした方が良いかもしれません。
・玄関→ダイニングキッチン→洋室→バルコニーと並んだ一続きの間取り
1DKのお部屋でたまに見られる一続きの間取り。
ダイニングキッチンと洋室がきちんと間仕切られコンパクトで使い勝手が良く思えますが、実は盲点な点があります。
角部屋でない場合、お部屋の両側には基本的に窓はありません。
洋室はバルコニーと面しているため光や風は入りますが、間のダイニングキッチンには窓がないという状態になります。
つまり、洋室扉を開放しなければ自然光や風がダイニングキッチンには入らず、洋室扉を閉めていると日中でも暗い可能性があります。
自分一人だけであればまだ我慢が出来るかもしれませんが、友人などが遊びに来た際は生活感のある洋室の扉を開放するか、薄暗いままのダイニングキッチンで過ごすかになってしまいます。
お部屋に何もない状態での内覧はイメージがつきにくいかと思いますが、実際に住むことを想定した家具の配置や生活スタイルを考慮して間取りは考えるようにしましょう。
今回は間取りを決める際に注目すべきポイントをいくつかご紹介しました。
上記項目だけでなく、収納面や設備、日当たりなど他にも注目すべき箇所はありますが、やはり長い時間過ごすリビングダイニングは重点的に決めたいですよね。
今回の記事が間取り決定の参考になれば幸いです♪