神戸市西区神出町には、神様が降臨したことからその名がついたとされる「神出神社」があります。
雌岡山(めっこうさん)の山頂にある神出神社は宇宙エネルギーが降り注ぐパワースポットとして有名で、拝殿前の展望台からは明石海峡や淡路島を一望できます。
神戸市西区に行く際は、神出神社へもぜひ寄ってみましょう。
神戸市西区にある神出神社は宇宙エネルギーが感じられるパワースポット
神出神社は神戸市西区で一番高い雌岡山の頂上にあり、多くの神々が生まれ出た地と伝えられています。
主祭神は古事記にも登場する素戔嗚尊(すさのおのみこと)と妻・奇稲田姫命(くしいなだひめ)、そしてその二人の子・大己貴命(おおなむちのみこと)です。
また神出町には日本の標準時を決める子午線135度が通っており、神出神社は宇宙からの見えないエネルギーが降り注ぐパワースポットとして知られています。
雌岡山の東には金棒池と大皿池があり、さらにその向こうには雌岡山とほぼ同じ標高・形の雄岡山(おっこうさん)が対峙するようにそびえています。
ふたつの山の組み合わせはまるで自然が作り出す神秘のようで、神々が降臨し鎮座した地として古くから信仰の対象とされてきました。
神出神社参道の入口となる鳥居の横には東経135度を示す石塔が建てられ、人の手がほとんど入っていない参道の岩からも不思議なパワーが感じられます。
参道中腹の御旅所(おたびしょ)にある磐座(いわくら)は、神様が御輿で来られる場所として大切にされています。
人力ではとうてい動かせそうにない約10個の巨岩からも、神秘的なパワーを感じられるでしょう。
「スピリチュアルなことはよくわからない」という人も、豊かな自然を満喫しながらのんびり歩くことで日頃のストレスが少しずつ浄化されていくでしょう。
宇宙エネルギーを感じるパワースポット 神戸市西区 神出神社の歴史
かつてこの地に病が蔓延したとき、雌岡山に降臨した素戔嗚尊と奇稲田姫命が薬草を取って人々を病苦や災厄から救ったと伝えられています。
この夫婦神への尊敬と感謝をこめて、この地はいつしか神出と呼ばれるようになりました。
そして、804年にこの地に立ち寄った平城天皇が神代の歴史を伝え聞き三柱の神を祭祀されたことが神出神社のはじまりとされています。
石段から望む神出神社はその名の通り神様がいらっしゃるかと見まごうほどに幻想的で、宇宙エネルギーを感じるのにふさわしいパワースポットと言えるでしょう。
参道の鳥居をくぐった先には手つかずの自然が広がり、巨石のある参道を登っていくと神出神社にたどり着きます。
神様からの、そして宇宙からのエネルギーを感じに、古い歴史のある神出神社を訪れてみませんか?