兵庫県加古郡播磨町にある播磨町郷土資料館では、数々の考古資料から播磨町の歴史を学ぶことができます。
今回は、加古郡播磨町郷土資料館の概要と資料館で配布しているマンホールカードについて解説します。
播磨町郷土資料館は、加古郡播磨町の大中遺跡公園(播磨大中古代の村)敷地内にある資料館です。
資料館には大中遺跡の出土品や郷土の偉人・歴史に関する資料などが展示されており、古代の生活や加古郡・播磨町の歴史について学ぶことができます。
音声として復元された古代語を聞いたり古代の火起こしを体験したりして、子ども大人も楽しみながら知識を深めることができます。
さらに屋外で旧別府鉄道の機関車に乗車したり、近くの公園の遊具で遊んだりすることもできるため、子連れでも長時間楽しめるでしょう。
播磨町郷土資料館の開館時間は9:30〜18:00(10月〜3月は17:00まで)、休館日は月曜日となっています。
また、入館無料かつ駐車料金が1回200円に設定されている点も嬉しいポイントです。
アクセスはJR神戸線土山駅から徒歩15分、山陽電車播磨町駅から徒歩20分です。
大中遺跡公園には播磨町郷土資料館のほかに大中遺跡や兵庫県立考古博物館があり、これらの施設にも行ってみることで歴史への知識をさらに深めることができます。
大中遺跡は弥生時代後期から古墳時代初頭の代表的な遺跡で、約7万㎡の遺跡内には竪穴式住居とともに弥生時代に生えていたとされる植物が復元されています。
加古郡播磨町郷土資料館で配布されているマンホールカード
播磨町郷土資料館では、2019年8月から加古郡播磨町のマンホールカードを無料配布しています。
マンホールカードは、下水道広報プラットホームが広報活動の一環として各自治体と共同で発行しているカードです。
2016年に誕生したマンホールカードは現在全国455の自治体で作成されており、マンホールカードのコレクターも増えています。
加古郡播磨町のマンホールカードは、日本初の新聞を発行したことでも知られる播磨町の偉人「ジョセフ・ヒコ」をモチーフとしたデザインになっています。
カードに描かれているマンホールの実物は、播磨町郷土資料館の最寄駅である土山駅の南口周辺に設置されています。
マンホールカードはひとり1枚手渡しのみとなっており、また郵送には対応していないため、カードを入手したい人はぜひ現地まで足を運びましょう。
今回は、加古郡播磨町郷土資料館の概要と資料館で配布しているマンホールカードについて解説しました。
播磨町の歴史や古代文化の体験ができる播磨町郷土資料館は、子ども連れのファミリーにもおすすめです。
マンホールカードを集めている人は、播磨町のマンホールカードもぜひチェックしてみましょう。