サブリースとは何かを知り、メリットとデメリットも把握すれば、自身にあった賃貸運営の方法が見つかるかもしれません。
家賃を保証してくれるシステムなのでお得感がありますが、実際にメリットが大きいのか確認しましょう。
サブリースとは何か? メリットとデメリット
サブリースとは賃貸住宅の管理手段の一つで、業者に又貸しすることで安定的な家賃収入を得られるシステムです。
所有する物件を委託業者へ貸し付けて手数料を支払い、毎月一定額の賃貸収入を受け取ります。
<サブリースのメリット3つ>
・空室と家賃滞納リスクの回避
・管理を一任できる
・確定申告に手間がかからない
賃貸経営の大きなリスクである空室と家賃滞納への対応を業者に委託できるので安心です。
手間のかかる管理業務を委託会社に一任でき、煩雑な仕事の必要がなく、問題となりやすい入居者との揉め事にも対応してもらえます。
定期的に委託業者から収入が振り込まれるので、収支管理が楽で確定申告もしやすいです。
<サブリースのデメリット3つ>
・収益が割安になる
・入居者を審査できない
・委託業者の倒産リスク
完全に自己経営するよりも収益が割安になるのが、大きなデメリットでしょう。
入居審査を直接できないので、業者との間に意思のずれが生じるかもしれません。
サブリース会社の経営がうまくいかないと倒産の可能性があるので、契約を引き継げても敷金などでトラブルが発生しやすくなりますよ。
サブリースで気をつけるべきこと メリットとデメリット
サブリースのメリットとデメリットを踏まえた上で気をつけるべきことを5点紹介します。
・家賃保証の割合
・家賃の見直し
・免責期間
・中途解約の可否
・修繕費用の負担
サブリースの肝となる家賃保証の割合をしっかり確認して、相場価格との比較をしましょう。
家賃の見直し期間のチェックも重要です。
家賃収入を得られない免責期間についても、あらかじめチェックして、収支計画に盛り込んでくださいね。
契約書には中途解約の記載もあるので、不測の事態に備えて、円滑に解約できるか確認しておきましょう。
大きな修繕費用はオーナー負担が多いので、負担の範囲を確認しておくと、修繕に向けて計画を立てやすくて安心です。
まとめ
サブリースとは賃貸物件を業者へ貸し付けて、業者が入居者と賃貸契約し、安定的な収入を得る不動産運用の手段です。
デメリットが何かを把握して、気をつけるべき点に留意すれば、メリットを効率よく享受できるかもしれません。
賃貸経営を始めるなら、まずはメリットとデメリットを自分なりに理解するようにしてくださいね!
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