マンション経営をするにあたり、問題となるのが設備修理などです。
設備を修理しなくてはいけなくなった場合、この状況では様々な疑問が湧くかと思います。
例えば入居者が設備を修理したいと考えたとき、オーナーに無断で業者に依頼しても大丈夫なのか。
また、入居者から設備の修理費を請求された場合、オーナーはどのような対応をすればよいのか、断ることはできるのか、などなど。
この記事ではマンションの設備の修理に関する、オーナーがとるべき入居者への対応方法をご紹介します。
現在マンションのオーナーをしている方、または、今後マンションのオーナーとなる予定の方はぜひ最後までご覧ください。
入居者は設備の修理をオーナーに無断で業者に依頼しても良い?
入居者が設備の修理を必要とした場合、オーナーに黙って無断で業者に依頼しても大丈夫なのでしょうか。
入居者の中には、「オーナーに声をかけるのが面倒くさい」、「別に無断で業者に依頼しても問題ないだろう」と考える方も多いでしょう。
この問題は、マンションを経営していくうえで大事なポイントになるため、覚えておきましょう。
<オーナーに無断で設備の修理を業者に頼むのは基本NG!きちんと相談を>
入居者が設備の修理をオーナーに相談なく業者に頼むのは基本的にはNGです。
一般的には、マンション契約時にオーナーから入居者に「設備に不具合が起こった場合の連絡先(オーナーや管理会社)」を渡していることがほとんど。
この契約に従って、設備を修理しなくてはいけなくなった場合、入居者は業者に勝手に依頼せず、オーナーに相談しなければなりません。
入居者から設備の修理費を請求された場合の対応は?断ることはできる?
入居者全員が契約をしっかり覚えて守ってくれればよいのですが、中には勝手に業者に依頼してしまう方がいるのも事実。
この場合に考えられる事態として、勝手に業者に依頼した設備の修理費を請求される場合です。
この状況でオーナーは修理費の請求を断ることができるのか、ご紹介します。
<入居者から設備の修理費を請求された場合断ることはできる?>
先に結論をお話ししておくと、断ることは可能です。
契約内容に反して勝手に依頼してしまっているので、修理費は入居者持ちにできます。
しかし、入居当時にあった設備が入居者の故意や過失なく壊れてしまった場合、オーナーが修理をするという義務があるため断ることができない場合も。
高額な請求をされないためにも、契約内容をしっかり入居者と確認しておきましょう。
まとめ
マンションオーナーがマンション経営をする上で避けられない設備の修理の問題です。
設備の修理は、基本的には入居者が勝手に業者に依頼するのはNGです。
勝手に依頼した場合の修理費の請求は断ることもできますが、オーナーに修理義務のある状態の場合は断れないことがあるのも覚えておきましょう。
オーナー、入居者ともに困らないためにも、契約内容は事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
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