賃貸物件のオーナーにとって空室率が高いのは、頭が痛い問題ですよね。
なにより時間が経てば経つほど物件が老朽化してしまい、ますます借り手がつかなくなってしまいます。
そんな空室率改善に、効果的な新しい賃貸物件の形式であるDIY可賃貸についての、ポイントや注意点をわかりやすく解説していきます。
ぜひ参考になさってくださいね!
空室率の改善策!DIY可賃貸物件のポイント
まず、借主と貸主のメリットのポイントを挙げていきます。
なんといっても借主にとっては、DIYが自由にできるうえ退去のときも原状回復の必要が原則ないことが魅力でしょう。
また、貸主にもメリットがあります。
多少古い賃貸物件であっても借主が自分でDIYを行うため、リフォームをする必要がなく費用がかかりません。
また、DIY可賃貸物件には一定の需要がありつつも、実際に行っているところはまだ少ないため借主が集まりやすいのです。
そのため他の賃貸物件との差別化ができ、空室率の改善策に繋がります。
さらに借主はDIYを行うことにより部屋に愛着がわくため、長く住み続ける傾向があります。
そして、借主が退去する際もDIYしたことにより元の部屋より改善された状態になる場合も多く、次の入居者も集まりやすいでしょう。
空室率改善のポイント!DIY可賃貸物件の注意点
次に、注意点もご説明いたします。
賃貸物件をあつかう不動産会社の対応がポイントです。
DIY可賃貸物件のアピールポイントやメリットデメリットをしっかり説明してくれる担当者がいないと、入居希望者がうまく集まらない恐れがあります。
そのため注意点としては、不動産会社のような入居希望者の窓口にあたる仲介業者とよく話し合い、知識や対応を改善してもらう必要があります。
また、もう一つの注意点として借主とのDIYに関する契約条件をしっかり決めておくこともポイントです。
たとえDIY可であっても、ある程度の限度や条件を決めておかないと、退去の際に貸主と借主でトラブルになる場合が多いです。
いくら借主に原状回復をする必要はないと言っても、退去後に別の住人が住むことが前提なので、貸主としてあまり奇抜なDIYは行って欲しくないのが本音でしょう。
そのためには、契約する際に「どこまでならOK」の線引きを決めておくことが、借主貸主ともに安心できるポイントですよ。
まとめ
DIY可賃貸物件のメリットと注意点のポイントについてご理解いただけたでしょうか。
借主貸主ともにメリットがあるこの新しい賃貸形式はまだ新しく、空室率改善に繋がることが見込まれますので、ぜひ検討してみてくださいね!
不動産を経営しているオーナーの方で、なにかご不明点などありましたら、ぜひピタットハウス西明石店までご相談ください。