兵庫県内への引越しを考えている方で、明石市か加古川市のどちらが良いか悩まれる方は多いです。
引越し場所を決定する際にチェックする項目はいくつかあるかと思いますが、今回はその中でも治安に注目し、明石市と加古川市についてご紹介します。
明石市は瀬戸内海に面する港町で、世界一の長さをほこる吊り橋「明石海峡大橋」で四国と本州をつなぐ玄関口として栄えています。
人口はおよそ29万人〜30万人で、兵庫県内第5位の多さです。
地区はおおまかに明石、二見、魚住、西明石、大久保に分かれており、特に大久保は教育の評判が良く、子育ての場所としても人気があります。
明石市は兵庫県の中でも面積が狭く、こじんまりした中でも交通の便がよく住みやすいことから、近年人気が増えてきています。
加古川市は姫路と明石に挟まれた播磨地域の都市です。
意外なことに靴下の生産量が日本一と言われており、神戸牛の生産でも知られています。
人口はおよそ26万~27万人で、兵庫県内第6位の規模です。
地区は大きく神野、野口、尾上、加古川、西神吉、東神吉、米田、平岡、別府、金沢、志方、八幡、上荘、平荘に分かれています。
様々な町や村が合併しており、各地区によって特色が異なります。
JR山陽本線「加古川」駅は新快速電車も停車することから、神戸三ノ宮まで新快速一本で行けるため、ベッドタウンとしても栄えています。
明石市は山陽電鉄沿線沿いに無人駅が多く、子どもたちが夜道を歩く場合には少し注意が必要です。
お店は明石駅・西明石駅付近は比較的遅い時間まで開いています。
そのため周囲の目があるので、より心配が少ないです。
30万人規模の都市ですが、犯罪発生率自体はそれほど高くありません。
犯罪被害者が、加害者に対して損害賠償を求める権利が時効で失効してしまうのを防ぐ「犯罪被害者等支援条例」を全国に先駆けて制定したことから、犯罪に対する先進的な取り組みが行われていることがわかります。
加古川市では新快速電車が停車し多くの人が利用する駅なだけあって、加古川駅付近は夜まで明るい印象があります。
治安に関して特に大きな不安要素はありませんが、夜の国道沿いは姫路方面にかけては運転マナーの悪い人がやや多いと言われています。
平成29年の刑法犯総数のデータによると、明石市が2,796件、加古川市が2,926件とそれほど差はありません。
引越しの際に気になる治安情報について、兵庫県明石市と加古川市の基本情報を比較しながらご紹介しました。
どちらの街も良さがありますので、引越しの際には地元のことをよく知る不動産会社に相談してみるといいかもしれません。
明石市と加古川市で引越し先をお悩みの方にとって、この記事が参考になれば幸いです。