こんにちは、ピタットハウス西明石店です。
小さなお子様をお持ちの方にとって、住む場所の環境は子育てに大きな影響を持つとても大事な要素のひとつです。
補助金や保育制度は市区町村によって異なることがあるため、引越しを考える際には失敗しないための下調べが必要です。
そこで今回は、神戸市と明石市の子育て環境の違いをご紹介します。
*医療費負担
中学校卒業までの間、乳幼児や子どもの医療費負担について、明石市では健康保険が適用されるものに限り外来と入院医療費の自己負担はありません。
一方で神戸市では0歳から2歳まで保険が適用される範囲に限り自己負担はないものの、3歳から中学3年生までは一部自己負担があります。
具体的には医療機関や薬局を利用するごとに1日あたり2割あるいは上限400円の負担があります。
また、その月3回目以降の通院の場合、自己負担はありません。
*認可外保育へ通う場合の補助制度
近年では待機児童の問題から、認可外保育へ子どもを預ける保護者が増えています。
神戸市ではそのような認可外保育へ通う子どもを持つ親への補助制度はありません。
明石市では、第2子以降のお子様が、認可外保育施設を1ヶ月に64時間以上利用する場合において、上限月20,000円を支給する補助金制度があります。
また、明石市では第2子以降が保育園や幼稚園に通うときにかかる保育料の無償化に取り組んでいます。
*ベビーシートの貸し出し
明石市では1歳未満の乳幼児用ベビーシートの貸し出しを行なっています。
乳児を乗せて自転車を運転することができるベビーシートは、中には必要ないとお考えになる方もいらっしゃいます。
そうした方が急にベビーシートを利用したいと思った時に市から貸し出しが行われていると、とても便利です。
こうした細かい点にまで子育てのサポートがあると嬉しいですよね。
*保育施設が増えつつある神戸市
神戸市は待機児童をゼロにする取り組みを積極的に行なっています。
保育士の給与改善や保育園見学バスツアー、定員の拡大に取り組むことで、神戸市に住む方がより子育てと仕事を両立できるような環境づくりに励んでいます。
将来的に子育てがよりしやすい環境になると期待できます。
お子様を預けることができる保育所と幼稚園がいくつあるか、数の比較を行なってみましょう。
*公立保育所数
神戸市は58ヶ所あるのに対し明石市は10ヶ所です。
*私立保育所数
神戸市は71ヶ所で明石市はそれのおよそ半分の36ヶ所です。
*公立(国立)幼稚園数
神戸市の41ヶ所に対し明石市には28ヶ所が存在します。
*私立幼稚園数
神戸市には85ヶ所ありますが、明石市には2ヶ所しかありません。
一見すると明石市は子育てがしにくそうに思えますが、神戸市と明石市では規模がそもそも大きく違うので一概に神戸市の方が子育てがしやすいとは言えません。
今回は小さなお子様をお持ちの保護者の方々に向けて、神戸市と明石市の子育て環境を比較しました。
結果、神戸市は保育所や幼稚園の数が多いことがメリットである一方、明石市は医療助成金を含むお子様に対する手当てが充実していることがわかりました。
明石市へお引越しをお考えの際、この記事が少しでも参考になれば幸いです。