賃貸物件は共同住宅であり自分だけのマイホームではないので、夜間の生活音や話し声などには特に気を付けなくてはいけません。
しかし、人が「うるさい」と感じる度合いは人それぞれで、自分では大丈夫だと思って発していた物音などが、実は階下に響いていてクレームになってしまうこともあります。
被害者になることもあれば、気付かないうちに加害者になっていることもある騒音問題。
今回は、賃貸物件に住んでいて「こんなときどうする?」と疑問がわく中でも比較的多い、騒音問題が発生した場合についてお答えします。
「複数人で騒いでいる」「夜間にテレビや音楽、ゲームを大きな音で聴いている」といった騒音に関して自分が被害者だった場合のときを考えてみましょう。
共同住宅に住む方の生活スタイルは全員同じとはいえず、朝早く起きる方もいれば夜勤の方もいらっしゃり、皆が皆同じ時間帯に活動しているとは限りません。
その為物音には特に気を付けなければならず、これらは物件を契約する際の契約書の条文にも書かれています。
生活音や夜間の話し声などに配慮することは共同住宅に住むうえでとても大切なことであり、自分の部屋だからといって好き放題して良いという訳では決してありませんので、万が一マナーを守れていない入居者が居る場合注意を行うことは悪いことではありません。
ただ、注意を行う際はいくつかの注意点もあります。
☆加害者に直接注意をすることは避ける
隣から物音がする・階下から響いてくると思っていても、実際は離れた部屋からの騒音だったという場合も考えられますので、この部屋からの騒音だと決め付けて直接注意に行くとトラブルになりかねません。
こういう場合の連絡先として最適な機関が「管理会社」です。
契約書類の「物件管理者」や「管理会社」といった欄に記載がある、オーナーの連絡先や管理会社に連絡しましょう。
・いつから気になりだしたか
・どういった騒音なのか
・聞こえてくる時間帯
・騒音の頻度
・大まかな騒音の発生源
連絡する際は上記ポイントを伝えると良いでしょう。
☆オーナーや管理会社の対応措置
連絡を受けた情報をもとに、大抵の場合まずはクレームがあった旨の内容を記載した文書を全入居者宛てに配布します。
その際、個人を特定出来るような氏名は勿論のこと、部屋の号室を記載することもありませんのでご安心ください。
多くの場合はこの文書対応で済む場合がほとんどですが、まれに効果がない場合もありますのでその場合は再度管理会社に連絡しましょう。
☆あまりに被害がひどい場合
管理会社の文書通知も効果がなく騒音がやまない場合は、管理会社のスタッフに一度直接確認してもらいましょう。
夜間等で訪問が難しい場合は携帯で動画撮影を行い、証拠を記録して後日相談すると良いでしょう。
管理会社も直接騒音被害を確認出来た場合、警察に相談する等の次なる処置を行いますので、そこからは管理会社の指示に従いましょう。
まれに入居者自身が対応しようとして、自宅ポストに直接手紙が入れられていることもあります。
全く身に覚えがなかったとしてもクレームを言われてしまったことは事実ですので、今後の生活音には気を付けるようにしましょう。
防音対策として床にジョイントマットを敷くだけでも足音を軽減できます。
しかし、生活音対策をして音に気を付けていたにも関わらず、またクレームの手紙が入っていた場合は相手が騒音元を勘違いしている可能性があり、被害者は、一度うるさいと感じてしまったら「この部屋からの音だ」と自分の中だけで決め付けてしまうこともあります。
このような場合は管理会社に相談し、今までの経緯を説明して個人的なやりとりではなく間に管理会社やオーナーに入ってもらうように促しましょう。
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