ハロウィン、クリスマスの時期になるとお店だけでなくお家を飾り付けされる方も多いリース飾り、年が明けてお正月になると今度は玄関前などにしめ縄飾りを置かれている光景をよく目にします。
お店やお家のみならず神社やお寺にも飾られているしめ縄飾り、飾る意味や由来はご存知ですか?
何となく習わしで飾っていたという方も、すでに由来をご存知の方も、この機会に一緒に勉強しましょう♪(*^▽^*)
お正月には年神様がそれぞれお家を回ると言われており、神様がお家を見付けやすいように、家の目印として松の飾りを立てたことが始まりとされています。
また、しめ縄飾りは「しめ縄を張る」という行為であり、なわばり、結界を張るという意味があり、しめ縄の張っているところには不浄なものや悪霊は入れないとされていて、防御壁や魔除けの役割も果たしており家の目印として飾るので、神様にもわかりやすいように家の出入り口である玄関に飾ることになったのだとか。
しかしこれらは地域によっても差があり、古くはかまどや水道の蛇口、家の周囲をしめ縄で囲う地方もあるようです。
ちなみに、しめ縄にミカンや松葉を飾るのは正月だけのことで、これは神様を迎えるおめでたい気持ちと、食料を蓄え飢えることのないようにといった祈願の思いが込められています。
12月下旬から成人の日を迎えるまでの数週間は1年のなかでも最もイベントが集中している時期で、皆さんもご存知の通りまずはクリスマスがありますね。
クリスマスは家に飾りつけをされる方も多く玄関ドアにもリースを飾ることがあるので、クリスマスが終わるまではしめ縄を飾ることは少ないかと思います。
本来は12月13日、大掃除のルーツと言われているすす払いが終わり神様を迎える準備が整ってから飾られていましたが、現代ではクリスマスが終了した25日以降に飾ることが多いようです。
ただしあまり遅くなってしまうと年末になってしまうので、28日までを目安にすると良いでしょう。
なお、29日は「二重苦」「苦」に通ずるとして縁起が悪いとされ、31日も一夜限りになってしまうので避ける傾向にあります。
こうして正月の間は神様をお迎えし、神様の依り代である松やしめ縄を飾っておく期間の「松の内」が終わる1月7日頃を過ぎてから外します。
地域によっては1月15日頃まで飾っているところもあるようですが、期間を終え飾りを取り外したあとは地域で開催されているとんど祭りなどで焼くのが一般的です。
お住まいの地域で開催されない場合は神社などで開催されていることもありますので、お近くの神社のイベントスケジュールをご確認ください。
ご家庭でも燃えるごみとして処分は可能ですが、神聖なものなので何もせずそのまま他のごみと一緒に入れるのではなく、紙に包んでから捨てたり清酒や塩で清めてからごみ袋に入れることをオススメします。
賃貸のドアでも磁石がくっつくドアであればフックタイプのものを取り付けて飾ることが出来るので、玄関が華やかになり飾れる方は是非飾り付けしてみてくださいね♪
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