賃貸住宅でも、アンペア数の変更ができることをご存知ですか?
変更することによって、基本料金を安くできる可能性など、メリットがあります。
この記事では、快適に暮らすために知っておきたいアンペア数の変更について、手順や注意点などを解説します。
賃貸住宅もできる!「アンペア数の変更」で得られるメリット
アンペアとは電気が流れる量の単位です。
電力会社と契約した「アンペア数」によって、住まいで同時に使える電気の量が決まり、基本料金も変わります。
例えば数値が大きいと一度に使える電気の量も増えますが、基本料金も高くなる可能性があります。
一方、契約する数値が小さいと、すぐにブレーカーが落ちてしまい、快適な暮らしがしにくくなります。
適正な数値に変更できれば、基本料金が下がったり、家族人数にあった電気量で快適な生活が送れたり、複数のメリットが得られます。
アンペアの変更は、賃貸住宅でも可能です。
変更を希望する場合には、オーナーか管理会社に問い合わせて、電気の限界容量がないかの確認と許可をもらいましょう。
その後、電力会社に希望するアンペア数への変更ができるか、工事が必要かなどを確認します。
工事が不要であればブレーカーの容量が変わるだけなので、基本的には費用がかからないのもメリットです。
賃貸住宅でひとり暮らしの場合は20A~30A、家族で暮らす場合は40A前後を目安に検討するとよいでしょう。
通常、アンペア数の契約は1年単位なので慎重に判断することも大切です。
変更によって、賃貸住宅でも毎月の基本料金がおさえられたら嬉しいですね。
アンペア数を変更する際のデメリットや注意点
賃貸住宅でもアンペアの変更により得られるメリットがある一方で、デメリットや注意点もあります。
<工事に関する注意点>
室内の配線工事などが必要になった場合は、改めてオーナーか管理会社に許可を得ておきましょう。
このような工事では別途費用が発生し、自己負担となってしまう可能性があるのがデメリットです。
入居期間が短い場合などは、工事費がかかってもアンペア数を上げた方がよいか、基本料金が安くなるメリットをとった方がおトクかなど、ケースに合わせて検討しましょう。
<退去時には原状回復を!>
賃貸住宅では、入居した時の状態に戻してから退去する原状回復の義務があります。
アンペア数の変更に関する原状回復についても、事前にオーナーや管理会社に確認しておくと良いでしょう。
<料金が変わらない場合がある>
エリアによっては、アンペア数の契約による料金制度がない電力会社もあります。
基本料金を下げる目的で変更する場合は、手続きや工事をした分の手間や費用が、デメリットになる可能性にも注意が必要です。
まとめ
賃貸住宅で快適に賢く暮らすテクニックとして、アンペア数の変更をご紹介しました。
住む人の条件によっても、適正値を検討するのが難しい場合もあるかもしれません。
そんなときは、お部屋探しのパートナーとなる不動産会社にも、お気軽にご質問ください。
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