所有している賃貸物件の外壁をメンテナンスしたい!
塗装工事を考えているけれど、塗料の種類が多くてどれが良いかわからない!
確かに外壁塗装用の塗料には、アクリルから特殊塗料までいくつものランクがあり、それぞれ異なる特徴があります。
この記事では、外壁塗装に使用される塗料の種類や特徴と、相場もあわせてご紹介していきます。
外壁塗装工事で使用される塗料の種類
外壁塗装用の塗料には大きく分けて6種類あり、それぞれ特徴があります。
・アクリル樹脂系塗料
外壁に使用できる塗料のなかではもっとも安価。
紫外線に弱く湿気を通しやすいため耐久性が低いのが特徴です。
・ウレタン樹脂系塗料
柔らかい塗料のため外壁に密着しやすく、鉄部や木部などいろいろな素材に使用できます。
アクリル系塗料と比較すると紫外線には強く、耐久性はあります。
・シリコン樹脂系塗料
紫外線に耐久性があるだけではなく汚れに対しても強いため、現在戸建ての外壁塗装でもっとも使用されている塗料です。
耐用年数が10〜15年と高めなのが特徴です。
・ラジカル制御塗料
耐用年数がシリコン樹脂系塗料より長く、高額なフッ素塗料より安価な、近年開発された新しい種類の塗料です。
紫外線を吸収することにより発生する塗料の劣化の原因「ラジカル」という物質の発生を抑えることで、劣化スピードを落とします。
・フッ素樹脂系塗料
耐久年数が15〜20年と非常に長いことが特徴。
スカイツリーなどの高層ビルに使用されているほどですが、そのぶん高額な塗料です。
・特殊塗料
セルフクリーニング機能をもつ「光触媒塗料」
塗料のなかにセラミックを含み仕上がりが石材のように見える「セラミック塗料」
ガラスの微粒子を含む「ナノテク」塗料
などを指し、特色ある塗料もあります。
外壁塗装工事では使う塗料によって相場が異なる
外壁塗装工事にかかる費用の相場を確認しておきましょう。
外壁塗装工事にかかる費用はさまざまな条件によって異なります。
今回は家の各階の床面積をすべて足した延べ坪で算出した大まかな相場をご紹介します。
上記はシリコン樹脂系塗料を使用した場合の相場で、使う塗料によって相場は大きく変動します。
外壁塗装工事をする際には、塗装面積や塗料の平米単価、また耐久年数も考慮してどの塗料を使用するかを決めるようにしましょう。
まとめ
賃貸物件を資産として長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
今回の記事をご参考に、外壁塗装の予算もしっかり事業計画に組み込むようにしてください。
私たち株式会社ABC ピタットハウス西明石店では、明石市の賃貸物件を多数取り揃えております。
住まい探しでお困りの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。