所有している土地を有効活用したい、あるいは今のうちに不動産に投資して将来に備えたい方の、選択肢のひとつがアパート経営です。
今回はアパート経営に興味をお持ちの方に向けて、アパート経営の始め方と流れ、あわせて知っておきたいリスクについて解説します。
アパート経営の始め方と流れについて知ろう
アパートを経営するときには資格がいると思っている方が多いようですが、実は特別な資格は不要です。
ただアパート経営を始めるときには、建築の契約や賃貸契約、アパートローンの契約などが必要になるため、多少の法知識はあったほうがよいでしょう。
しかし不安を感じる場合でも、しっかりサポートしてくれる会社を見つければ安心です。
まずは、アパートの経営によってどれくらいの収入がほしいのか、資産形成の目標額などをじっくり考えたうえで、信頼できる不動産会社を探しましょう。
ここならと思える会社が見つかれば契約し、打ち合わせをして物件を探します。
よい物件が見つかったら購入の手続きをして、重要事項の説明を受けてください。
不安が残らないよう、少しでも疑問があるときは、何度でもくりかえし質問すると安心です。
そして説明に納得したうえで売買契約を結び、金融機関でローンを申し込みます。
ローンの審査に通り無事に融資が確定したら、契約に関する諸費用を支払ってアパートを引き渡してもらいましょう。
アパートの引き渡しを受けると、いよいよアパート経営、そして居住が開始します。
なお賃貸経営については、管理会社と契約をしてサポートをお願いすると安心です。
アパート経営の流れを確認したらリスクも知っておこう
アパート経営の流れがわかったところで、リスクも確認しておきましょう。
まず、アパートを経営するときに大きなリスクとなるのは、空室が出ることによる賃貸収入の低下です。
空室が埋まらず予定していた収入が見込めない場合には、将来への資産形成計画に狂いが出てしまいます。
また建物が老朽化するにしたがって、修繕費などの維持費が増えることも、前もって予定しておくほうが賢明です。
さらにアパートを経営している間に、地震や火事などの災害が起こる可能性もあります。
リスクに備えて保険に加入する、経験が豊富な管理会社にアパートの管理を委託するなど、しっかりと対策を考えておくと安心です。
まとめ
アパート経営の始め方とおおまかな流れ、事前に知っておきたいリスクについてご説明しました。
アパート経営に資格は不要ですが、しっかりしたパートナーとなるサポート会社や管理会社を見つけることが大切です。