「賃貸物件を探しているけど、どういうことに注意したらいいのかわからない・・・」
「物件選びに失敗したくない！」
というように、物件を検討する際には様々なことを考えますよね。
物件選びはいくつかのポイントを押さえて選べば失敗する確率を減らすことができます。
今回は、ありがちな物件選びの失敗例をご紹介したうえで、どのようなことに注意して物件選定をすればいいかご紹介します。
物件選びにありがちな失敗例
＊立地条件
「物件は駅から近い方がいい」とお考えの方はとても多く、実際駅近物件ほど選ばれやすいので家賃も高くなる傾向にあります。
しかし、駅からの距離にだけ注目すると失敗してしまう例があります。
駅近ということもあり、「周辺にはコンビニしかなくスーパーやドラッグストアがない」といった例や、「電車の音がうるさい」「飲み屋が多く夜遅くまで声が聞こえる」という例もあり、これらの悩みは駅が近いからこその理由でもあります。
＊家賃
賃貸を借りる際、一番注目するのは家賃ではないでしょうか。
ですが、多少高くても良い物件に住みたいとの思いで探し始めると意外と見落としがちなのが「管理費」「共益費」です。
管理費・共益費は、共有スペースの修理・維持・管理をする為の費用で、家賃とは別で毎月支払う必要があります。
基本的に管理費・共益費はエレベーターやオートロックなど、共用部分の設備が多いと高くなりやすく、管理費が０円の物件もあれば、月６，０００円ほどかかってしまう物件もあります。
単月で考えると負担はそれほど痛くないように思えますが、毎月支払う経費になるので考えておくようにしましょう。
失敗しないために！物件選びのポイント
＊内見確認
引越しシーズンや余程の人気物件でない限り、一度は内見して物件を決めることをオススメします。
内見時にしっかりと見ておくポイントは、日当たり・コンセントの位置・収納です。
設備や部屋の雰囲気などは写真である程度把握できますが、実際に見てみないとわからないことが上記の点です。
・日当たり
図面では南向きと記されていても、実際見に行くと南側に高い建物が建っていて日が当たらないということも無いとは言い切れません。
物件資料だけでは周辺の建物環境はわからないので実際に見に行きよく確認するようにしましょう。
・コンセントの位置
図面上に記されていないことがほとんどで、写真でもわかりにくいので実際の位置をきちんと確認しておきましょう。
特にＴＶ用コンセントはリビングに１箇所しかないので、自分がイメージしていた場所に置けないということもあります。
コンセント位置によって家具を置く配置も変わってくるかと思いますので確認しておくと良いでしょう。
・収納
ウォークインクローゼットなどある程度大きさのある収納は図面に広さが記されていることが多いですが、その他の収納は記載されていないことが多く、図面上では広く感じたスペースも実物を見てみると意外と狭いということもあり、予定していた衣装ケースが入らないということがないように確認しましょう。
内見の際は、そのお部屋で実際に暮らすイメージを持てるかどうかがポイントになります。
＊条件の優先順位をつける
物件をしぼる為に必要になってくる「希望条件」。
「駅まで徒歩〇分以内」「家賃は〇万円以内」「バス・トイレ別」「２階以上の部屋」「カウンターキッチン」「間取りは２ＬＤＫ」など・・・紙に条件を書き出してみるとわかりやすいです。
しかし、希望の条件が多くなってくるとすべてを叶えるのはかなり難しいです。
そこで大切なのは希望条件に優先順位をつけること。
条件がある程度決められると、その中でも「妥協しても良い条件」と「絶対に妥協できない条件」に分かれてくると思います。
「駅までの距離は絶対に徒歩１０分以内が良いから、その代わり敷地内に駐車場がなくてもまだ我慢できる」→敷地内駐車場がない物件でも対象になる
「物件の周辺にスーパーやドラッグストアがあって、かつ静かなところが良いから周辺環境を優先したい。それなら、駅までの距離が多少遠くても大丈夫」→駅近物件以外も対象になる
このように絶対に譲れないポイントとそうでないところを分けていくと、譲れないと思っていたところが意外と譲っても大丈夫なポイントになることもあるので一度しっかり考えてみましょう。
今回は物件の選び方・注意点についてご紹介しました。
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