猛暑日が続き、熱中症対策が欠かせない昨今の夏。
一戸建てや分譲マンションにお住まいの方はあまり気にならないかもしれませんが、単身物件や築年数の古い物件に住まれている方で気がかりなことのひとつに「電気を使用する際のアンペア数」があります。
アンペア数の何が気がかりかというと、アンペア数が小さいことによってブレーカーが落ちやすくなり非常に不便です。
実は、賃貸でもアンペア数を変更できることをご存知でしたか?
変更することによって基本料金を安く出来る可能性などのメリットがあります。
そこで今回は、快適に暮らすために知っておきたいアンペア数の変更について手順や注意点などを解説します♪
アンペアとは、電気が流れる量の単位です。
電力会社と契約したアンペア数によって住まいで同時に使用可能な電気の量が決まり、基本料金も変わります。
例えばアンペアの数値が大きいと一度に使える電気の量も増えますが、その分基本料金も高くなる可能性があります。
夏場の場合、様々な家電を同時に稼働させることになりますね。
エアコンを稼働しながらテレビを見たり、ご飯時であれば電子レンジや湯沸かし器なども同時に使用することもあるでしょう。
特に単身物件や築年数の古い物件は、元々のアンペア数が小さくブレーカーが落ちてしまうといったことがあります。
電気は毎日使用するものなので、すぐにブレーカーが落ちてしまうととても不便です。
適正な数値に変更できれば基本料金を下げることに繋がったり、ブレーカーが落ちることもなくなったりするので複数のメリットが得られます。
購入した家でない限りアンペアの変更は出来なさそうなイメージがありますが、賃貸住宅でも可能です。
変更を希望する際はまず管理会社に問い合わせて、電気の限界容量がないかの確認と許可を取る必要があります。
その後、電力会社に希望するアンペア数への変更が可能かどうか、工事が必要かなどを確認します。
工事が不要であればブレーカーの容量が変わるだけなので基本的には費用がかからな
いのもメリットです。
単身物件の場合は20~30アンペア、ファミリータイプの物件であれば40アンペア前後を目安にすると良いでしょう。
通常、アンペア数の契約は1年単位なので慎重に判断してください。
【工事に関する注意点】
室内の配線工事などが必要になった場合は、改めて物件のオーナーか管理会社に許可を得ましょう。
工事を行う場合は別途費用が発生する場合が多く、その費用は自己負担となってしまう可能性が高いです。
【退居時に関する注意点】
賃貸住宅は、退居時に原状回復をする必要があります。
自分が住んでいる間は良いかもしれませんが、退居時には元のアンペア数に戻して退居するように指示される場合もあります。
工事をしてしまう前に、オーナーや管理会社に確認しておきましょう。
【料金に関する注意点】
お住まいのエリアによっては、アンペア数の契約による料金制度がない電力会社もあります。
料金を下げる目的で変更する場合は、手続きや工事をした分の手間や費用がデメリットになってしまう可能性にも注意が必要です。
賃貸住宅で快適に賢く暮らすテクニックとして、アンペア数の変更をご紹介いたしました。
毎日使用する電気ですので、適切な値・料金で快適に暮らしたいものです。
これを機に、今賃貸にお住まいの方もアンペア数を見直されてみてはいかがでしょうか。
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