新型コロナウイルスによる活動自粛が緩和されてきた今、体を動かしたい!と考える方も多いでしょう。
しかし「ハードだと続けられるか心配…」「外で人に見られるのは恥ずかしい」などの場合、室内でできる運動はいかがでしょうか。
この記事では、脂肪の燃焼や基礎代謝のアップなどが期待できる「有酸素運動」のなかから、自宅にいながら気軽にできるものをご紹介します。
賃貸住宅でもできる!おすすめ有酸素運動
有酸素運動とは、筋肉を収縮させるエネルギーに酸素を使う運動で、軽め~中程度の負荷を継続的にかけて行います。
短時間で高い負荷をかける無酸素運動に比べて、長時間無理なく続けられるのが特徴です。
オススメの有酸素運動
・ハーフスクワット
高負荷をかける「フルスクワット」ではありません。
長時間続けるための「ハーフスクワット」では中腰でしゃがむのを止め、腰を最後まで下ろさず行います。
ゆっくりと長く行いましょう。
・ボクササイズ
ボクシングの動きを取り入れた運動です。
グローブなどは必要なく、呼吸をしながら、パンチやアッパーの動きを繰り返します。
呼吸を止めて行うと無酸素運動になるのが注意点です。
上半身を使ったパンチだけなら、その場でできるので賃貸でも気軽に挑戦できますね。
・ラジオ体操
誰もが覚えのある「ラジオ体操」も、全身を使う有酸素運動です。
約3分のラジオ体操を2、3回繰り返して、長く行います。
大きな動作ですれば効果的ですが、座ったままでもできるように考えられた体操なので、下の階が気になる賃貸でも取り組みやすいです。
・フラフープ
「フラフープ」はウエストで回すだけの動作ですが、腹直筋や腹斜筋が鍛えられます。
100円ショップでも入手でき、飛んだり跳ねたりがないので賃貸でも安心です。
手軽にできる運動をより効果的に!ポイントと注意点
より効果的に行うポイント
運動前のポイントに、食事抜きで始めないようにしましょう。
エネルギーが不足したまま長時間取り組むと、筋肉が分解され、せっかく体を動かしても結果的に筋肉量を減らしてしまう可能性があります。
また、準備としてストレッチを行いましょう。
筋肉がほぐれ、体もあたたまるので効果的です。
室内では床に座ってできるストレッチを選ぶと、転倒によるケガの心配も軽減されます。
ダイエット効果を期待するなら入浴は運動の30分後にしましょう。
体を動かすことにより活性化する脂肪分解酵素「リパーゼ」が、運動後すぐに入浴すると体があたたまり過ぎて、脂肪分解の働きを低下させてしまいます。
賃貸住宅の室内で運動するマナー&注意点
賃貸住宅では周囲への配慮が大切です。
特に隣の部屋や下の階へ音が響かないように配慮し、歩行音などを吸音する防音マットを利用するのもよいでしょう。
防音マットはデザインが豊富で、賃貸の部屋でも使い勝手のよいタイルカーペットのほか、おしゃれなラグタイプなどもありますよ。
まとめ
周囲への配慮は必要ですが、賃貸住宅でも気軽に体は動かせます。
特に負荷が少なく、無理のない有酸素運動はおすすめです。
防音マットなども好みやインテリアに合うものを選んで、ぜひインドアの時間を充実させてくださいね。