特優賃について
特優賃(特定優良賃貸)とは、
「特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律」に基づき、
民間の土地所有者等が中堅所得者向けに一定の条件を満たして建設する賃貸住宅です。
また、入居者の所得に応じて国と兵庫県等から家賃補助が受けられる優良な賃貸マンションのことです。
特優賃の5大ポイント

特優賃(特定優良賃貸住宅)は、法律で決められた厳しい建築基準を基に建設されています。
その為、特定優良賃貸住宅の多くは、設備や住宅環境が整っている分譲マンション並の
ハイグレードな設備が整っています。
更に自治体によっては国の基準に加えて独自の基準を設けている所もあります。主な特徴は以下の通りです。
・専有面積は、50㎡~125㎡、(2LDK~3LDKが中心)
・収納スペースは専有面積の9%以上を占める
・天井高2.3m以上
・耐火または準耐火構造
・システムキッチン、床段差のないバリアフリー、オートロックが一般的(例外もあります)

特優賃(特定優良賃貸住宅)の管理は各自治体・公社もしくは認定基準を満たした指定法人が入居者管理および建物メンテナンスを行っています。このため、安定した管理体制で安心・快適な暮らしが期待できます。

特優賃(特定優良賃貸住宅)に入居する際、礼金や仲介手数料は不要です。
敷金(家賃の三ヶ月以内)と入居月の家賃を支払うだけで入居することが可能です。

原則として敷地内に1家1台分の駐車場を確保しています。

特優賃(特定優良賃貸住宅)には、一般の賃貸マンションの相場に合わせた家賃が『契約家賃』として設定されており、その『 契約家賃 』から国や自治体からの『 補助金 』を差し引いた額を入居者負担額となります。
『 契約家賃 』(入居者負担額)は、申し込み世帯の前年度の収入額および家族数等に応じて3段階~5段階に区分されており、入居者に家賃が補助される制度になっています。
入居者負担額には以下の2種類があり、マンションによって決まっています。
特定優良賃貸物件への申込資格
特定優良賃貸物件を申し込むには、以下の資格が必要です。ただし、自治体により申込資格が異なることがありますので、まずはご相談ください。
日本国籍を有する世帯または、外国人登録をしている世帯。
自ら居住する住宅を必要としていること。
入居しようとする世帯が、二人以上であって、原則として夫婦または親子を主体とした家族であること。ただし、一人でも申込みができます。(現在婚約中の方)
(注)夫婦の別居等、家族を不自然に分割したり合併したりすることはできません。
なお、単身者の申込みができる団地がございます。窓口にお問い合わせ下さい。
(注)申込み後婚約者に変更があったときは、失格となります。
入居しようとする家族全員の収入合計が収入基準(所得月額200.000円から601.000円)の範囲であること。
※所得月額が153.000円以上601.000円以下で入居できる場合もございます。
連帯保証人のある方
連帯保証人は、申込み人以上の収入が必要です。
(申込み団地により、連帯保証人の数などが違ってきますので、詳細は各申込み団地の管理法人までお問い合わせください。)